チョコレートを食すぎるとニキビが悪化する!? ‐ ニキビができやすくなる食べ物.1
ニキビは主に10代になると発症する皮膚疾患ですが、実際は赤ちゃんから大人まで幅広い年齢に発症します。
初期症状としては膿が溜まった皮膚の赤い塊が出来ますが、それが重度の炎症やかぶれを引き起こします。
また、ニキビは毛包が油細胞や死んだ皮膚細胞で覆われることで、毛包が塞がれたり詰まることで発生しやすくなります。
一般的にニキビの症状としては、皮膚が脂っこくなったり、頭部が黒くなったニキビや白くなたニキビ、痒み等を伴います。
さらに、もしニキビが治ってもニキビ痕が残ったり、ひどい場合には目立つくらいの穴が残ることもあります。
ニキビが出来る原因の80%は遺伝であると考えられていますが、まれに食べ物が原因でニキビを発症することもあります。
従って、もしニキビになる可能性を少しでも低くしたいのであれば、どういう食べ物がニキビを引き起こしやすいのかを知っておく必要があります。
ということで、ニキビができやすくなる食べ物を紹介していきたいと思います。
チョコレート
子供のころお母さんに、「チョコレートを食べ過ぎるとニキビが出る」とか「ニキビが悪化する」とか言われたことはないでしょうか?
「そんなのチョコレートを食べ過ぎないように作られた嘘だ」と思っていた人もいるかもしれませんが、実はこれは本当のようです。
多くの研究でも、チョコレートが好きな人はニキビが出来やすくなるという研究結果が報告されています。
また、チョコレートをたくさん食べた人とあまり食べていない人を比較した研究でも、前者の方がニキビの発生率が増加するということも分かっています。
何故チョコレートを食べるとニキビが出来やすくなるのかというと、カカオではなくチョコレートが油性の食品であるからだそうです。
チョコレートにはたくさんの脂肪や糖分が含まれていて、それらを摂取することで皮脂が生成されます。
そして、その脂分が炎症を引き起こす原因となるのです。
また、別の研究ではチョコレートを食べることで免疫系がある程度変わってしまうことでニキビを悪化させるという報告もあるようです。
実の所チョコレートとニキビの関連についてはまだはっきりと解明はされていないようです。
いずれにしても、チョコレートを食べ過ぎるとニキビが出来やすくなるということは事実のようなので、食べ過ぎには気を付けましょう。