ニキビを潰すことが快感になった少女!皮膚むしり病の脅威とは?
2016/02/18
ストレスから皮膚を掻き毟ることで、快感を得るようになった少女!
複雑な家庭環境から皮膚を掻き毟ることが快感になってしまったAngela Hartlinという少女について紹介します。
子供の頃に他の子よりも早くニキビが出来てしまったアンジェラは、家庭環境のストレスからさらにニキビが増えてしまい、あるときニキビを潰してしまいました。
しかし、ニキビを潰したことで快感を覚えるようになったアンジェラは、その後日常的にニキビを潰したり皮膚を掻き毟るようになってしまいました。
彼女は顔、足、胸部を血が出るか痛みを感じるまで掻き毟ったり、テレビを見ているときや寝ているときでも皮膚を掻いていることがあったそうです。
大人になっても治らず、1日8時間も皮膚を掻き毟ることがあったという彼女は、自殺を試みるたこともあったそうです。
何故このような現象が起こったのかというと、実はこれは「皮膚むしり病(Skin picking)」という病気で、女性に多くみられるようです。
皮膚むしり病は思春期に発症することが多く、一度掻き毟り始めると止まらなくなってしまうようで、化膿するまで皮膚を繰り返しむしることで皮膚が損傷してしまうという精神疾患です。
以前はストレスや不安が主な原因であると考えられていたのですが、最近ではドーパミンやセロトニン等の脳の神経伝達物質の異常が関連していることが分かってきたそうです。
精神的な病気なので、治すには精神科の治療を受ける必要があります。
アンジェラも子供の頃に発症し、大人になってから治療によって治っています。
下の写真はアンジェラの写真です。
足に皮膚を掻き毟った後の激しい傷が残っています。
顔にもニキビを潰した跡が残っています。
現在では治療によって皮膚を掻き毟ることはなくなったそうです。
これは極端な例ですが、ニキビを潰したり、肌にダメージを与えると肌がこのようなことになってしまう可能性があるということです。
ニキビが出来た時は決して潰さず、きちんとニキビケアをして治しましょう。
ちなみにアンジェラは現在結婚しており、幸せになっているようです。